共に歩む、あたたかな社風
団結力が自慢です。何か困難にぶつかった時、一緒にそれを乗り越えようと頑張ります。人間関係の基本である挨拶の励行をはじめ、礼儀正しく明るい社風です。
男女比はほぼ半々。60歳の定年を過ぎても嘱託として働き続けている人も多く、多くの社員は高卒で入社し、働き続けています。
村上精密株式会社
村上精密は、半導体の製造において、ICチップの電極とリード端子をワイヤーで接合するワイヤーボンディングという工程で最も重要なツールであるボンディングキャピラリーを生産しています。
キャピラリーは、単結晶ルビーやセラミックスなどの硬く加工の難しい材料を使ってつくられる鉛筆のような形をした半導体製造装置の一部です。中心には丸い穴が開いており、そこに通した金や銅の細いワイヤーでチップを基板などに接合します。
村上精密は、Orbrayグループの一工場としてセラミックスと単結晶ルビーのキャピラリーを製造しています。その関係は両社の創業者が同じ会社で働いていた第二次世界大戦前に遡ります。本格的な協業は村上精密の前身のヤマニ精機がOrbrayの前身である並木精密宝石の製品の製造を始めた1961年です。
埼玉県大宮市にあった本社を創業者のふるさと新潟県村上市に移したのは1970年。この頃に製造していたのはレコード針と時計の軸受宝石です。その生産で培った技術が、現在のキャピラリーにつながっています。私たちはOrbrayのキャピラリー製造の中核を担っています。
キャピラリーの製造では、ミクロン単位の穴を研磨しますが、いったんなめらかになった先端部分を敢えて粗く凹凸がある状態(マット加工)に仕上げるのは村上精密独自の技術です。この加工がキャピラリーの性能を大幅に向上させるのです。
キャピラリーの穴の加工は肉眼では見えません。顕微鏡を通しディスプレー上で確認しますが、画像をみながら加工するのは至難の業です。技術を習得したときは、自分が世界の半導体産業の発展に貢献しているんだと誇らしくなります。村上精密の職人ひとりひとりが高度な技術を支えています。
団結力が自慢です。何か困難にぶつかった時、一緒にそれを乗り越えようと頑張ります。人間関係の基本である挨拶の励行をはじめ、礼儀正しく明るい社風です。
男女比はほぼ半々。60歳の定年を過ぎても嘱託として働き続けている人も多く、多くの社員は高卒で入社し、働き続けています。
村上精密は、新潟県北部の村上市にあります。村上市は(鮭・酒・人情)さけ・さけ・なさけの三つのさけが誇りの町。近くには瀬波温泉もあり海にも山にも近い自然に恵まれた田園地帯です。毎年7月6~7日には村上大祭が催されます。「おしゃぎり」と呼ばれる山車は地元の自慢で、市の郷土資料館である「おしゃぎり会館」で見ることができます。村上精密はそんな郷土色豊かな地元にしっかり根付き育まれてきました。
社名 | 村上精密株式会社 |
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所在地 | 〒958-0809 新潟県村上市下相川313 |
TEL | 0254-52-5145 |
FAX | 0254-52-1686 |
設立 | 1995年12月 |
資本金 | 1000万円 |
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従業員数 | 45名 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴木勝一 |
事業内容 | 半導体部品 キャピラリーの製造 |